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明るくポップな鎌倉ガイド
(2008-02-09)
本書全体から受ける印象は明るくポップな鎌倉・寺巡りという趣で、どちらかというと若い人向けの鎌倉ガイドブックになっているように思います。まずは写真のヴィジュアルで語らせようという作りになっていますし、書かれている文章もすっきりしていて読みやすいです。ご住職の言葉の紹介もよいアクセントになっていると思います。
また、宗派等の寺の属性を分かりやすく明記していることも好感。なぜか鎌倉関係のガイドブックにはこの情報が欠けたものが多いんです。宗派の違いで建物や仏像、庭のあり方が変わったりもしますので、寺旅ガイドには欠かせない情報だと思います。本書なら安心です。
しかし、残念な点も挙げるとすれば、鎌倉三十三観音を御朱印を頂きながら参拝しようという本書のコンセプト上、観音巡りから外れるお寺が紹介から漏れてしまっているということでしょうか。鎌倉の代表的な寺院はほぼおさえてはいるのですが、覚園寺等の素晴らしいお寺が他にもあることを考えると、番外編でも設けてくれていればなぁと思いもしました。
とはいえ、総じて素晴らしい出来で、今まで私が買った数冊の鎌倉ガイドブックの中では、もっともお気に入りの一冊となっています。おすすめです。
楽しい時間
(2007-04-21)
鎌倉には年に1〜2度くらい、のんびり歩くために訪れていました。
それがなんとなく仏像に興味を持ち、さらに御朱印という存在が急浮上しました。
ぼんやりとは知っていたのですが、あまり意識した事はなかったのです。
そんなときに出会ったのがこの本です。
他のガイドブックよりも寺院のたたずまいや雰囲気が想像できる文章と写真でした。
御朱印を集める事に関して知らなければいけない事、知りたかった事がすべてこの本の中にありました。
かゆいところに手が届き、なにより明るく楽しい本です。
既出のものにない、あたらしいアプローチのガイドブックですね。
この本を知る前と後では鎌倉という存在がまるで違います。
家では頁をめくりながら、次のコースに想いを巡らし、現地では入山前に再読。
鎌倉詣でに目的が出来ました。
御朱印でめぐる
(2007-01-08)
2006年12月から御朱印に目覚め、円覚寺から周り始めています。
残念ながらその時にはこの本の存在を知りませんでした。
寺院の紹介の文章も分かり易く、写真もとても綺麗です。
ただの『御朱印収集』の薦めではなく、
心得、マナー、歴史など大切なことも教えてくれています。
知りたかったことがすべてモーラされている一冊です。
さっそく次回の道順を考え始めています。
心から鎧
(2006-11-29)
目からウロコ、心から鎧が、はらりと落ちる新・鎌倉探訪です。
グルメに四季に寺巡り・・・語り尽くされた感がある鎌倉ですが、
「御朱印」をいただくありがたい巡礼という切り口が新鮮です。
参拝の礼儀や心得から、装束、それぞれのご住職のありがたい(あるいは痛い)コメントまで、
丁寧に取材され、短い文章ながら読みごたえ(見ごたえ?)がありました。
ビジュアル的には、御朱印(墨文字と朱印)がメインなので地味ですが、
個性や趣があって、じっくり愉しめます。
お遍路流行ではありますが、四国も熊野も一大決心。
ならば週末お遍路という入り方もあるなぁ、と気づけば、心の鎧もはらりと解けていくようです。
「いまさら鎌倉なんて」とおっしゃる方にこそお薦めかもしれません。

